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メロディ打ち込み講座メロディは消去法で攻略しよう
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メロディを作る上で、コツといいますか、
作りやすくする方法というものは存在します。
その方法は「消去法」です。
消去法。
候補をどんどん消していく方法のことですね(^^)
つまりその曲にどんなメロディが合うのか考えていくのではなく、
その曲にはどんなメロディが合わないのかを考える方がいいんです!
音楽は自由なイメージがありますが、実は色々な規則性があって、
俗に言う不協和音という規則性から外れた和音(音の組み合わせ)が存在します。
不協和音は、聴いていて非常に不快になります。
ジャズのように効果的に不協和音を使うのならばいいのですが、
普通の音楽に使ってしまうとやはり濁って聞こえちゃいます。
ですから、メロディを作る時には
必ずこの不協和音を使わないようにしなくてはいけません。
例えば、
こんなコード進行があったとします。
ちなみにこれは「C・G・Am・F」の4つのコードを使ったコード進行です。
※コード進行について分からない方は「コードとは?」をご覧下さい。
最初の「C」というコードは
「ド・ミ・ソ」で成り立っています。
「G」は「ソ・シ・レ」
「Am」は「ラ・ド・ミ」
「F」は「ファ・ラ・ド」
こんな感じです。
ではこれらの音を全部順番に並べてみましょう。
「ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ」
こんな感じに見事にドレミファソラシが揃いました。
では、この中で不協和音はどれでしょう?
実は・・・この中には無いんです。
不協和音になる音というのは曲中のコード進行で使われてない音の事なんですね。
使われてない音はズバリ、
「ド#・レ#・ファ#・ソ#・ラ#」の5個です。
この5個のうちのどれか一つでも使うと、それは不協和音になります。
絶対に使っちゃいけないわけではありませんが、
使うには高度な作曲テクニックが必要です。
最初のうちは使わないほうが無難です(^^;
ここでは使わない音が不協和音になるというお話をしましたが、
実は使っている音の中にも不協和音になる音があります!
それは次のページでお話しますね(^^)
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