コニーのDTM作曲講座 > 作曲に挫折してしまう5つの理由 > (4)パクリたくない
作曲に挫折してしまう5つの理由(4)パクリたくない
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パクるという言い方はちょっと乱暴ですが、
つまり、誰かの曲と似た感じになるのは避けたいという気持ちですね。
こういう気持ちはもちろん私にもあります。
というより、全く無い人もどうかと思います(^^;
ただ、この気持ちが強い人は要注意です。
あまりにも他人の曲を意識してしまうあまり、
まったく曲ができなくなってしまう恐れがあります。
それだけは避けなくちゃいけません。
作曲を始めたばかりの頃は、引き出しが少なくて当然なんです。
発想(アイデア)のバリエーションが少なくて当然なんです。
包丁の使い方をやっと覚え始めた新人シェフに
いきなり創作料理を考えろと言ってるような感じですね。
まずは料理器具の使い方をマスターする。
その器具を使って様々な料理の作り方を学ぶ。
そしてやっと、創作料理のアイデアを出せるようになるんです。
作曲に置き換えると、
まずは作曲ソフトや音楽機材の使い方をマスターする。
その機材を使って様々な曲の作り方を学ぶ。
そしてやっと、自分らしさを出せるようになるんです。
最初から自分らしさばかり追い求めても、
何も作れないか、誰にも理解されないヘンテコな曲しか作れません。
現に私がそうでした。
誰もやっていない事をやりたいという思いが強すぎて、
逆にリスナーが離れていったのです。
今となっては忘れたい過去ですが、
その失敗があったからこの事に気付いたんですよね。
失敗はどんどんするべきです。
いま世の中に存在する有名な曲というのは、
有名になれるだけの理由があります。
それはメロディが良かったり、歌詞が良かったり、
アーティスト自体の魅力だったり色々ありますよね。
自分らしさを考えるよりも、まずは好きな曲を聴いて、
「なんで自分はこの曲を好きと思うのだろう?」
ということをたくさん考えてみて下さい(^^)
【自分らしさ】なんて自分よりも周りの友達のほうが
案外分かってくれてたりするものなんですよ。
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