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音の工房

作曲に挫折してしまう5つの理由

(3)何も浮かばない

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こういう状態は私もよくあります。

作曲ソフトの最初の何も書かれていない真っ白な編集画面を見ると
浮かぶアイデアも浮かばなくなってきますよね(^^;

そうなってくると「自分は才能無いのかな」と思ってしまい、
作曲自体、諦めてしまうというケースがあります。

そんな時はこの質問を自分にぶつけてみてください。


【自分はガソリンを入れてないクルマで走ろうとしてないだろうか?】

自分の作りたいと思う曲のイメージがありますよね。
そのイメージを形に出来ないのなら、それはきっとガス欠なんです。

私がインド音楽を作ろうとしてるとします。
でも私はインド音楽なんてTVぐらいでしか聴いた事がありませんし、
ましてや演奏したり作曲した事なんて一度もありません。

単純にそのジャンルについて深く知らないだけなんですね。
知識や経験というガソリンが足りないんです

もしハードロックを作りたいのなら、
好きなハードロックを100曲ぐらい聴きましょう。
もしトランスを作りたいのなら、
好きなトランスを100曲ぐらい聴きましょう。

そしてまずはその中で一番簡単な曲を真似してみます。
似てる曲、もしくは全く同じ曲を作ってみるんです。
そうすると、段々そのジャンルのニュアンスがつかめてきます。

最初のうちはドンドン真似していきましょう(^^)
慣れてきたら少しずつアレンジしていけばいいんです。


でも中には「そのジャンルに詳しいんだけど全然浮かばない」
という人も居ます。もう既に中級者か上級者レベルですね。

打開策は色々あると思いますが、その中でも私が実践している事は、
テーマとイメージをハッキリ決める】という事です。

ただ単に「R&Bを作りたい」とか「映画音楽を作りたい」だと、
漠然としすぎていて、何も浮かばなくなってきます。

そういう時はテーマやイメージを具体的にしてみて下さい。
箇条書きでもOKなのでどんどんイメージを膨らませる事が大切です。

「サスペンス映画のBGM」
「主人公は20代女性」
「深夜の裏路地を歩くシーン」
「街灯の光以外は全て闇」
「季節は秋から冬にかけてなので少し肌寒い」

などなど、たくさん考えるほど作曲しやすいです。

あと考えられる対策は【発想の転換】ですね。

「サスペンス映画の音楽はこういうもんだ」という
固定概念を一度捨ててみるという事も大切です。

ここまで来ると、もう私からは何も助言できません。
発想を日常生活から見つけ出すのはあなた自身なのですから。

作曲とは、最終的には自分との勝負!なんですね。
それこそが作曲の最大の醍醐味かもしれません(^^)

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