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音の工房

ミキシング入門講座

音量の上げすぎに注意

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ミキシングをしていくうちに、
自分では気付かないミスをしている事があります。

そのミスとは、

どの楽器も音量を上げてしまう」という事です。


これは私もたまにやってしまうミスなのですが、
つまり、どの楽器の音も聴かせたくてつい全ての音量を上げてしまうんですね(^^;


全体のボリュームを直接操作しているわけではありません。

個々のパートの音量を少しずつ少しずつ上げていった結果、
全体のボリュームが上がってしまったという事です。


全体のボリュームを上げる事自体は悪くないのですが、
問題は、上げ過ぎる事によって起こる【ピーク越え】なんですね。


ピークとは、音をちゃんと鳴らすことの出来る限界のことです。

ピークを超えた音量で音を出そうとすると、
音が歪(ひず)んでしまったり、ノイズ(雑音)が発生します。


このノイズは、聴いていてあまり気持ちの良いものではないので、
出来るだけピークを上回らないように全体の音量を気をつけなければいけません。


ピークはどこで調べるかといいますと、
各パートの音量メーターが一番上まで届くぐらいになったら
ボリュームを下げたほうがいいかもしれません。

あとは、波形データを見て、波形の上下が切れてる場所を探す
という方法でもピークを超えてるか調べることが出来ます。


ミキシングではこういった【粗】をなくしていくという作業も必要です。

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