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音の工房

ベース打ち込み講座

フィンガーベースの打ち込み方

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ベースの中で最も一般的に使われているのが
このフィンガーベースです。

ピックベースと比べてとても柔らかい音がします。
音に広がりもあるので、曲全体にも安定感が生まれます。

フィンガーベースの打ち込み方ですが、
これもピックベース同様、そこまで意識することはありません。
どんなフレーズでも難なく鳴らせる万能のベース音色です。


でも中には柔らかすぎて音の輪郭がボヤけていて、
他の楽器と重なるとどんなフレーズを弾いてるのか、
全然分からなくなるような音源もあります。


そういった音源を使用しなければならない場合は、2つの対処法があります。


一つはフレーズを工夫することです。

輪郭がボヤけている事を逆に利用して、
普段は曲全体の厚みを出す役目に徹してもらうのです。

つまり完全な縁の下の力持ち的な位置にいてもらうのですね。

そして、たまに高音域のフレーズを使って目立たせる事によって、
バランスも保てますし、表現も広がります。


もう一つはピックベース同様、EQ(イコライザー)を使う事です。
(EQの意味が分からない方はピックベースの打ち込み方のページをご覧下さい)

今回は柔らかい音を硬くするわけですから、
先程と反対の事をすればいいわけです。

そう、高音を上げればOKですね(^^)


このように、フィンガーベースは
音源によって使い方を分けなければなりません。

そのときそのときによって応用を利かせる事が
DTM作曲の基本なんです(^^)

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