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音の工房

ベース打ち込み講座

ベースの主な種類

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ベースといっても、実は種類はたくさんあります。
その中でもよく使われる主な7種類をご紹介しましょう。

■ピックベース
これはエレキベースの音の一つですね。

エレキベースを演奏する時、
指で弦を弾く演奏法】と【ピックで弦を弾く演奏法
の2つがあるんです。

ピックというのは薄いプラスチックで出来た板のようなものです。
大きさは足の小指ぐらいですね。

これを使って弦を弾いた音が、
このピックベースです。
指よりも硬い音がするのが特徴です。
ロックにとても相性が合うベースです。

MIDI音源などでは「Picked Bass」という音色がこれです。


■フィンガーベース
これもエレキベースの音の一つなのですが、
上に書きました通り、こちらは指で弾く演奏法のほうです。

指で弾くのでピック弾きよりも柔らかい音が鳴り、
ロックからバラード、フォーク等、なんでも合う万能のベースです。

MIDI音源などでは「Fingered Bass」という音色がこれです。


■スラップベース(チョッパーベース)
これもエレキベースを指で演奏するという意味では
フィンガーベースと同じなのですが、違う点は
弦を引っ掛けたり、叩いたりして音を出す演奏法】なんです!

なので、フィンガーベースよりも鋭く、強い音が出ます。
ロックやファンクなど、割とノリを重視したジャンルで多く使われます。

一昔前はチョッパーベースとも呼ばれていましたが、
最近はもっぱらスラップベースと呼ばれるようになりました。

MIDI音源などでは「Slap Bass」という音色がこれです。


■フレットレスベース
これもエレキベースなのですが、
他の音色と違い、これはフレットが無いエレキベースなんです。

フレットというのは、ベースを演奏しやすくするために、
半音ずつ区切った金属の棒のようなモノです。

なので、エレキベースは基本的にあまり音程のズレが起こりにくいのです。

そのフレットを取ったわけですから、
とても音と音の繋ぎが滑らかで、独特の音がします。

MIDI音源などでは「Fretless Bass」という音色がこれです。


■アコースティックベース(ウッドベース)
これはエレキベースよりも、もっと大きなベースです。
よくジャズバーなどで見かける、あの木で出来たベースですね。

アコースティックベースよりも、
ウッドベースという名前のほうが有名だと思います。

最近では、倖田來未の「キューティーハニー」のイントロ部分で使われていますので、
この曲でこのベースの存在を知った人もいるのではないでしょうか。

これもとても独特な音ですね。
演奏は指で弾きます。(このベースはピック弾きはありません)
やはりピッタリなのはジャズ系の音楽です。

MIDI音源などでは「Acoustic Bass」という音色がこれです。


■コントラバス(ダブルベース)
これも上記のアコースティックベースなのですが、
違う部分は「指」で演奏せず、「」で演奏します。

オーケストラで使う、あの大きな楽器です。
バイオリンを人の身長ぐらい大きくしたような楽器です。

オーケストラ以外ではあまり使われません。

MIDI音源などでは「Contrabass」という音色がこれです。


■シンセベース
これは厳密にいうと、シンセで鳴らしたベースですから、
DTMでアコースティックベースを鳴らしてもシンセベースになります。

ですが、一般的にこの言葉の使われ方は、
シンセっぽいベース】【生音っぽくないベース】といった感じです。
ベースというより、【低音楽器】として考えたほうがいいかもしれません。

MIDI音源などでは「Synth Bass」という音色がこれです。


よく使われるベースの種類としましては、以上です。
次のページからは上記の各ベースそれぞれの打ち込み方についてお話していきます。

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