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真空管アンプの「音の工房」

DTMとは?

DTM業界の最前線

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MIDIが最近凄いことになってるんです!
新しい時代に突入したと言っても過言ではないでしょう。

その理由は【大容量マルチサンプリング音源】の登場です。


そもそも音源というのは、
ピアノであれば実際にピアノの音をドレミファソラシドまで
全部サンプリング(録音)して作っているわけです。

安い音源であれば全部録音せず、ドだけ録音して、
ドの音を加工してレを作るなんて事もしています。

演奏の仕方も1パターンなので、どうしても人間味に欠けます。
一昔前の音源というのはそんなものでした。

しかし!

【大容量マルチサンプリングル音源】の登場により、
その状況はガラリと一変しました。

大容量マルチサンプリング音源は具体的にどういうものかというと、
さっきのようなドの音を加工してレを作るなんて事はしません。

……ドレミファソラシドレミファソラシドレミファソラシドレミ……

ほぼ全ての音を収録しちゃってるんです。

しかも演奏する強さも響きも演奏方法も、
膨大な時間をかけて全部収録しているので、
何不自由なく演奏を自在に操れます。

言葉だけだと分かりづらいので音を聴いてみましょう!
例としてバイオリンのソロ演奏をMIDIで作りました。

↓一昔前の音源




↓大容量マルチサンプリング音源




どうですか?
両者の音質の違いに気付いたでしょうか?

実はこれ、両方同じMIDIファイルなんですよ。
(つまり、まったく同じ楽譜なんです。)

違うのは音源のみです。
最近の音源は本当にすごいですよね。

何故こんなにすごくなったのかというと、
昨今のパソコン性能の向上により、膨大なデータでも
キチンと処理できるようになってきたからなんです。

この大容量サンプリング音源を使いこなせれば、
生演奏と聞き比べても、どちらが本物か分からないぐらいの
リアルなアンサンブルを奏でる事が出来ます。

値段はピンキリで、高いものは30万とか100万とかしますが、
安いものであれば3,000円ぐらいからあります。


自分の曲にピッタリの音源を探すというのも、
DTMの楽しみの一つなのではないでしょうか(^^)

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