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音の工房

初心者→中級者への作曲登竜門

ドライとウェット

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DTMの現場ではよく【ドライ】と【ウェット】という言葉が使われます。

ドライな音】というのは、エフェクトがあまりかかっていない音、
もしくは全くエフェクトがかかっていない音のことを表します。

ウェットな音】というのは逆に、
エフェクトがたっぷりかかっている音のことを表します。


この場合のエフェクトというのは、主にリバーブの場合が多いですね。

つまり、リバーブをほとんどかけてない音が【ドライな音】で、
リバーブをかけている音が【ウェットな音】と考えていいと思います。

このリバーブというエフェクトを使っている方は分かると思いますが、
いわゆる無機質な音にリアルな空気感や雰囲気を出させる事ができるので、
とても便利なエフェクトとして重宝しますよね。

でもその反面、とても繊細な一面もあるので、
やたらと乱用してしまうと曲のバランスが崩れてしまうんです。

私も過去にそれで失敗したことがあります。


それは「ドライとウェットをごちゃごちゃにしていた」という事です。

ドライな音を使ったパートが多い曲に、
すごくリバーブを深くかけたウェットな音を使ってしまい、
なんだか不自然な曲になってしまったんです。

逆にこういう手法をわざと使って効果的に聞かせる事も出来ますが、
それはかなり難易度の高い技術です。

まだドライとウェットのバランスがうまく保てないという方は、
最初のうちは「いかにリスナーに自然に聞かせられるか」を考えて曲制作したほうが
結果的には良い曲が生まれると思います(^^)

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