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音の工房

ギター打ち込み講座

ストロークには強弱を

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ギターの打ち込みで一番注意しなくてはならないのが、
ストロークを意識することです。

ストロークというのは元々スポーツで使われる用語なのですが、
ギターでは「演奏方法の一つ」として使われます。

ギターでジャカジャカ弾いている路上アーティストを
思い浮かべてください。
腕を上下に振りながらギターを弾いてますよね?
そんな感じの弾き方をストロークというんです(^^)

MIDIでギターパートを普通に打ち込むだけでは、
このストロークを再現してくれません。

ですから、自分でストロークのニュアンスを再現する必要があります。


では、ストロークを再現するにはどうしたらいいのでしょう?

まずストロークには、ダウンとアップの2種類があります。

ダウンは上から下へ腕を振り下ろす、普通の弾き方です。
ほとんどのギター演奏はダウンストロークから始まります。

アップは下から上へ腕を振り上げる、特殊な弾き方です。
アップストロークから始まる場合は少ないです。

前のページでご紹介した通り、ギターは6本の弦から出来ていて、
ダウンで弾くと、一番上の弦から一番下の弦まで順番に弾かれます。

つまりMIDIの打ち込みとして考えると、
一番低い音から順番に鳴らせばいいんです。
順番に少しづつ音をズラすだけでOKです。

アップはダウンの逆ですから、
一番高い音から順番に鳴らせばいいんですね。

とってもカンタンです(^^)


あと、実際にギターをジャカジャカ弾く時には、
ダウンとアップを交互に繰り返してますから、
MIDIでも、ダウンとアップを交互に繰り返せばOKです。


でもちょっと曲中の全部の音をズラすのは
ちょっと面倒くさいですよね(^^;


実は自動でストロークを再現する方法が2つあるんです。


1つは作曲ソフトです。

最近の作曲ソフトにはギターのストロークを
自動再現する機能があります。

それを使えば、既に作ったギターフレーズを
クリック一つでMIDIデータ自体をズラしてくれます。


もう一つは音源です。

最近のギター専用音源には、
最初からストロークが再現されているものがあります。

これはMIDIデータをズラさなくても、鳴る音自体が
自動でストロークしてくれるというスグレモノです。

これを使えば、MIDIデータもスッキリしますし、
とっても便利ですよね(^^)

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