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コード進行入門講座

3度は双子の兄弟

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さて、前のページでご紹介した「1度3度5度」の関係。
その中の「3度」について今回はお話していきます。

前のページでご紹介したCメジャー(ドミソ)というコードですが、
この場合の「3度」の音は【ミ】ということでしたよね?

でも、「3度」は必ずしも【ミ】になるわけではないんです。


実は、【レ#】も「3度」になるケースがあるんですね。


そのケースは、基準となるコードがCマイナーの場合です。
Cマイナーの場合、【レ#】が「3度」になるんです。


このままでは、【ド】の「3度」が二つ存在する事になってしまいますよね?


はるか昔の音楽家はちゃんとこれを考えていて、二つを区別するために、
ただ「3度」と呼ぶのではなく、頭に一文字加えて呼ぶようになりました。


それは「長3度」と「短3度」です。


「長い」と「短い」??

パッと聞いただけだとちょっと意味が分かりづらいですね(^^;


実はこれは基準音(ルート音)からの距離を表しているんです。


Cメジャーは【ド・ミ・ソ】。
Cマイナーは【ド・ミb・ソ】ですよね。


【ミb】は【ミ】の半音下ですから、【ド】に近いというわけです。
近いという事は距離が短いということになります。


もう分かりましたね(^^)


そうです。基準音(ルート音)がCの場合は、
【ミb】が「短3度」となり、【ミ】が「長3度」となるわけですね。


これが3度の区別の仕方になります。

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