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音の工房

ソフトシンセ大辞典

EWQLSO

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フルオーケストラを再現するソフトシンセは
ここ最近になってクオリティが高いものが出始めました。

その中でも特にオススメなのがEWQLSOです。

このEWQLSOというちょっとヘンテコな名前は、
「EastWest/Quantum Leap SYMPHONIC ORCHESTRA」の略なんです。

EastWestというメーカーの、Quantum Leapというブランドの、
オーケストラ専門音源という意味なんですね。

つまり、RolandのEDIROLのSD-90というような意味です。
(余計分かりづらくなっちゃったらゴメンナサイ(^^;)


さて、名前については置いといて、
肝心の性能や内容についてお話しますね!


EWQLSOには3つの種類があります。


・一番安いけど他と比べてあまり音が良くない【EWQLSO SILVER COMPLETE】
・値段も普通で音も良いけど使い道が限られる【EWQLSO GOLD COMPLETE】
・一番高いけど音も良く色々使い道がある【EWQLSO PLATINUM COMPLETE PLUS】


「使い道が限られる」というのは、EWQLSOというのは元々、
「楽器の目の前」「客席最前列」「客席後方」という3つの場所から録音していて、
PLATINUM COMPLETE PLUSではその全てを使用できるのですが、
SILVER COMPLETE GOLD COMPLETEでは、
「客席最前列」の音しか使う事ができません。

とはいっても「客席最前列」の音だけでも十分です。

ちなみに私はGold Edition(少し前のバージョン)を持っていますが、
今のところ何も不便していません(^^)


さて、このEWQLSOのデメリットを挙げるとすれば、
やはり「メモリ使用量が多い」という事です。

メモリが足りなくなると、それ以上EWQLSOのパートを増やせなくなります。

どういう事かというと、
EWQLSOでフルオーケストラを再現しようと、
バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス、トランペット、トロンボーン、
まではパートを作る事が出来るけど、それ以上パートを増やす事が出来ない。
といったメモリの壁にぶつかる事があります。

そういう時は搭載メモリを2GB(約2000MB)まで増設しちゃいましょう!

2GBまで増設すれば結構使えちゃいますね。

どうしても「メモリを増やすお金なんて無いよ〜」という方は、
midiデータから音声データに変換するしか方法はありません。

音声データに変換しちゃえば、そのパートの分、
メモリ使用量を節約する事ができます。
ちょっと面倒ですが、一番効果的な節約術です。

でも、これからの時代はもっともっとメモリ使用量の多いソフトシンセが登場します。

DTMを思う存分楽しむのなら絶対にメモリを増設する事をオススメします。

今なら1GBのメモリでも数千円で買えてしまう時代ですし(^^)
それに、このEWQLSOという音源はそれだけのお金を払う価値があります!

私もメモリが足りなくて2GB増設という思わぬ出費がありましたが、
決して後悔していませんし、この高音質と高性能に満足しています。


百聞は一見にしかずと言いますし(この場合「百見は一聴にしかず」ですね)
まずはその高い音質を体験してみませんか?

メーカーサイトでEWQLSOで作った曲を試聴する事ができます。
デモ曲でも結構感動してしまいますよ(^^)


>> EWQLSO PLATINUM ,GOLD,SILVER
>> メーカーサイト(試聴はこちら)


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