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音の工房

ソフトシンセ大辞典

ソフトシンセは3種類ある

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ソフトシンセは種類で分けると主に3つに分かれます。

(1) 一つの楽器に特化した単一音源
(2) 2種類〜50種類ぐらいの楽器が入った複数音源
(3) 100種類以上のあらゆる楽器が入った大型音源

(1)の音源ですが、
これは例えばバイオリンだけが収録された音源や、
アコーディオンだけが収録された音源、ピアノだけが収録された音源など、
一つの楽器に特化した音源のことです。

特徴としては、一つの楽器しか使えませんが、
その分、音質にはとてもこだわっているので音がいいです。

また、表現もとても豊かになります。
例えばバイオリンであれば、




こんなビブラート(音を震わせる演奏法)の強い表現もできますし、




ビブラートが弱めでレガート(なめらか)な表現もできますし、




こんなマルテレ奏法と呼ばれる特殊な表現も可能です。


もちろん音の強弱も自然で人間味に溢れています
これらが単一音源の最大の利点ですね。


次の(2)ですが、
これは例えばオーケストラに使われる楽器のみ収録された音源や、
ブラスバンドに使われる楽器のみ収録された音源などが当てはまります。

やはりこれもジャンルを限定しているだけあって、音がいいです。
表現も豊かですし、とても使いやすい音源といえるでしょう(^^)


3つ目の(3)ですが、
これはGM規格に沿ったモノが多いですね。
GM規格というのはMidi音源の世界共通の決まりごとの事です。

つまり、GM規格という決まりを守った音源は、
001番という楽器を選ぶと必ずピアノが選ばれ、
074番という楽器を選ぶと必ずフルートが選ばれるように設定されています。

GM規格の詳細はこちら
http://www.nttpc.co.jp/yougo/GM%E8%A6%8F%E6%A0%BC.html


この大型音源は、値段によって音質が変わると言ってもいいかもしれません。

ある程度の値段のモノであれば、本物の楽器と
区別がつかないぐらいの高音質だったりすることもありますが、
安い音源は音質や表現も人間味がなく、機械音楽っぽくなってしまいます。


音源は必ず試聴してから購入するようにしましょう。
それが音源選びに失敗しない最大の対策です(^^)

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