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音の工房

DTM作曲講座〜導入編〜

作曲と編曲の違い

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ここから徐々に作曲講座へ入っていこうと思います。
よろしくお願いします。

さて、タイトルに書いてある【作曲と編曲の違い】ですが、
これを知らない方は意外と多いかもしれません。

これについては今でも様々な意見がぶつかり合ってる状態です。

そこでこのサイトでは、
ごく一般的な定義、

作曲=メロディとコード進行を作る事
編曲=メロディ以外の楽器を付けたり、アレンジする事。

という意味として進めさせていただきます。

【メロディ】というのは、




すごく簡単に説明すると、
こういう「一番目立たせたい」「一番伝えたい
という音の流れの事です。

主旋律とも言ったりしますよね。

バイオリンはあくまで一例なので楽器は何でもいいです。
楽器を決めるのは編曲の段階になります。


【コード進行】というのは、







こういう、曲全体の流れの事です。
これもピアノやギター自体がコード進行なのではなくて、あくまで一例です。

ちなみに世の中にはコード進行が無い曲も存在します。


【作曲】というのは、
上のメロディとコード進行が合体した形ですね。







こんな感じです。

路上で歌うフォークシンガーの方々は、
編曲より作曲に近いかもしれません。

それもそれですごい事です。
シンプルな楽曲こそが実は一番難しいんです(^^;

じゃあ【編曲】というのは何なのか?

それはメロディの楽器を決めたり、コード進行の楽器を決めたり、
他の楽器を付け加えたりすること
です。

編曲によってかなり原曲から変わってきます。

例えば、
メロディをアコーディオン、コード進行をピアノでもっとノリノリのアレンジで、
他にドラムとベースという楽器を付け加えてみます。
テンポも変え、リズムもシャッフルのリズムにしました。




作曲の段階とは全く違う曲になりましたよね。

ここを勘違いしてしまう方が多いのですが、
最終的に誰かに聴かせるのは【編曲が終わった後】になります。

ですので、「こういう曲を作りたい!」というイメージがあるとすれば、
【編曲】から初めていったほうが作りやすいという事なんです。

いきなり作曲から勉強し始めてしまって、
自分のイメージに中々辿り着かなくて挫折してしまう。
そんな悲しい結末にだけはならないでくださいね(^^;

でも、私も曲を作る時、
作曲から始める方が作りやすい時もあります。

これは人それぞれですし、時と場合にもよるんですね。

自分が一番イメージを形にしやすい方法を
探すという事も大切なことです(^^)

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